Reportレポート
日本ラクロス協会ではラクロスの試合をより面白くするために、各地区で審判員がスキルアップする機会を設けています。
今回は東海地区の審判育成に関する取り組みをご紹介します。
東海地区の女子競技審判員の中では、東海地区女子審判員の知識・モチベーション向上を目的としたイベントである審判会を開催しました!
【イベント名】審判会
【日程】8月12日(月)10:30~
【開催場所】港サッカー場
【参加者】東海地区女子審判員
【実際の大会規模】約60名
イベントレポート
8/12(月)、港サッカー場にて審判会が行われた。
リーグ前に新ルールの再確認、疑問点の解消を行い知識の構築をすることや、他地区・海外派遣の結果共有によってモチベーション向上・各自の目標設定を目的とするものである。
毎年同一内容、定期開催することにより東海地区女子審判員の他地区・海外派遣が継続しており、重要な位置付けとなっている。
1)新ルール講習会
学生審判員で新ルールの要点を資料を用いて確認。経験豊富な審判員から助言を受け、資料作成から説明まで学生が実施した。主な内容はシュート決定後のクロスチェック、タイムアウト、セルフスタートであった。質問も飛び交い、新ルール理解の為の有意義な場となった。
(トップ写真新ルール講習会を行う 左:佐治瞳、右:髙間早織)
2)遠征報告
他地区・海外にて活躍する審判員からの遠征報告を行った。大会の位置付けや、海外と日本のプレーの違いを紹介。他地区・海外で審判として活躍できるフィールドの提示により、上級審判員に向けてのマインドの醸成へと繋がった。
(7帝戦@九州での全国若手勉強会の報告を行う佐治瞳さん)
(ヨーロッパ選手権の報告を行う小鹿えりかさん)
参加者からは、「新ルールの疑問点が解消できた」等スキル面での気付きや「先輩審判員の話を聞く機会が貴重だった」、「視野が広がった」、というマインド面の変化の声を聞くことができた。
今後は、来年の受験希望者を募りリーグ戦で育成、ASPAC・U19報告会実施、新ルールの本部確認事項結果展開を行い、組織体制強化を図る。
Photo by 日本ラクロス協会 江川知佐
日本ラクロス協会広報部 LACROSSE MAGAZINE編集部