Reportレポート
今年の中四国クラブリーグ戦の決勝は、初出場のSIRIUSと二連覇を狙う前年王者CEREJAとの対戦となった。SIRIUSはリーグ戦初出場ながら、若さ溢れるプレーと連携で予選を全勝し、一足先に決勝へと進んだ。対するCEREJAは決勝戦への切符を賭けたVIVACEとの激闘を制し、決勝へと駒を進めた。昨年の中四国クラブリーグ戦は、3チームで行われ、災害の影響もあり、全3試合と開催試合数が少なかった。だが、今年は出場チーム数が5チームと増え、予選、順位決定戦を経て決勝を迎えることが出来た。試合数が増え、互いに切磋琢磨する中で選手達の士気も例年になく上がっていることだろう。果たして今年はSIRIUSがリーグ戦初出場で、全勝優勝という快挙を成し遂げるのか。前年王者CEREJAが意地を見せ、二連覇を達成するのか。予選でのSIRIUS対CEREJAの試合は、1点差でSIRIUSの勝利という接戦だった。決勝ではどんな試合を見せてくれるのか。今までになく、熱い試合となる中四国クラブリーグ戦にご期待ください。
決勝出場チームの意気込み|SIRIUS
2018年、『九州を盛り上げたい』という気持ちで立ちあげたSIRIUS。今年度、念願のリーグ参戦を果たす
ことができました。なかなか人数が揃った状態での練習ができず、チームとしての組織や戦術の確立が
できないままリーグ開幕を迎えてしまった今シーズンでしたが、予選の試合を戦っていくうちに選手間での
コミュニケーションも増え、毎試合、プレーの修正ができていったのではないかと思います。
何よりも、チーム創立からこれまで“ラクロスを楽しむ”という事にこだわってきたので、苦しい展開があり
ながらも、どの試合もチーム全員で全力で楽しみながら勝ちに繋げることができました。まだまだ未熟な
チームですが、応援して下さる方々に変化を見せれるような、また、見ている人にも楽しんでもらえる
ラクロスができるようなチームに成長し続けます。
中四国リーグ決勝では、予選での試合の反省や良かった点を活かしつつチームの強みをしっかり出して、
初優勝を勝ち取りたいと思います。
主将:藤吉 日向
決勝出場チームの意気込み|CEREJA
こんにちは。CEREJA主将のあゆみです。私たちCEREJAは2010年に創部し、年々成長を重ねています。年齢層は様々ですが、個性豊かなメンバーでお互い尊重しながら楽しく、そして自分に厳しくラクロスに励んでいます!
昨年度の中四国リーグで1位通過し、クラブ選手権に出場しましたが、結果は1回戦敗退と悔しいものでした。その悔しさから始まった今年度のCEREJAは一味違います!今年度のチーム目標は「二連覇」です。今年度から中四国リーグに新たに2チームが参戦しました。けれど私たちのやることは変わりません。練習中に意見を出し合って納得いくまで話し合ったり基本に立ち返ったり。どうしたらより良いプレーに繋がるか試行錯誤しています。
中四国リーグ予選では何試合も接戦が続き、チームとしてのメンタルが鍛えられ、結束力がさらに強まったと思います。そして遂にやってきたファイナル。目標である「二連覇」を達成するためにも、今までの思いを全てぶつけます!個人的にも主将として私は2年目なので、チームのために何ができるか考えながら全力を尽くします。ファイナルの晴れ舞台、悔いの残らないように。さあ行こう!よし!
主将:德永 愛弓
Text by 中四国地区執行部広報担当 西江
Photo by 中四国地区広報部 次長加藤 梨子、倉重 孔隆
日本ラクロス協会広報部 LACROSSE MAGAZINE編集部