Reportレポート
審判員|国際大会イベントレポート
【正式イベント名】Prague Cup
【大会の簡単な概要】ヨーロッパを中心としたクラブ、大学チームが参加する大会
【イベントリンク系】
HP:http://www.lacrossepraguecup.com/
Facebook:https://m.facebook.com/LacrossePragueCup/
【日程】2019年6月27日(木)〜6月29日(土)
【開催場所】チェコ
【大会参加チーム、国】
(アメリカ)AIST Stars、AIST Stripes
(オーストリア)Austria
(オランダ)B-Orange、Netherlands
(チェコ)Czech Republic、Czech Republic U19
(イギリス)England U23、London Lions
(ポーランド)Poland
【大会規模】
メイングラウンド(天然芝)1面、サブグラウンド(人工芝)1面を男子と共用。メインでの試合は、YouTubeでライブタイム配信していた。
審判員はイギリス、アメリカ、オランダ、ドイツ、スペイン、オーストリア、チェコ、日本から17名参加。
年齢層幅広い観客がいたが、中でも10代後半〜20代前半が多かった。
大会参加をした山田真由審判員(関西地区、2級)よりコメント
今回参加したプラハカップは、実は募集がかかる前から参加したかった大会でした。
先輩審判の方々から「2級になると海外に挑戦できるよ」、「チェコ綺麗だし楽しいよ」という話を聞き、ぜひ挑戦したいと思っていました。
無事プラハ行きが決定するも、初めての海外審判に加え、日本からは私1人…。
(左上からAlex、Lenka、Yuni、Gabriela、Paul、Lucas、Linda、Sanne、Bohdan、Jennifer、Lucie、Daniela、Pavel、Annika、Paula、Mayu)
当初は不安でしたが、プラハや海外経験者の皆さんから色々お話を聞いて出発までの準備を進め、モチベーションを高めていきました。
中でも、得点者の背番号を指文字(?)でオフィシャル席へ伝えることは、前知識がないとさっぱりだったのでとても助かりました(笑)
迎えた大会は3日間あり、1日平均3〜4試合(20分ハーフ)を吹きました。
(2ブロックの総当たり戦。写真は決勝前に撮ったので記載されていないが、優勝はCzech Republic)
日本と海外のラクロスの違いを発見しては、他の審判員に聞いて(※中学生レベルの英語とジェスチャー)を繰り返し、自身の見聞を広めることができました。
3日間共にした他の審判員の方々は皆さん優しく、会場の近くに出ていた出店でビールやレモネードを飲みながら試合観戦したり、夜ご飯ついでにTVでサッカーの試合を見たりして交流を図りつつ、中学生レベルの英語とジェスチャーで過ごしました。
(1番話した言葉は「OK!」です..笑)
普段の会話の中で他言語を使ってコミュニケーションを図ることは難しいですが、一緒に審判をすると、ラクロスが国境を超えた絆を作ってくれると実感しました。
印象的だったのは、審判の方々から「日本の〇〇さん知ってるよ!」「この大会で一緒だったよ!」と、現在第一線でご活躍されている方々の名前を海を越えた地で聞いたことです。
日本でラクロスはマイナースポーツと言われていますが、「審判員」の日本人が世界で知られていること、また今大会での皆さんの優しさ含め、先輩方が培ってきた信頼や実績の上に自分はいるのだなと改めて実感しました。
今回初めての海外審判だったので、「楽しむこと」を目標にしていましたが、私も世界で活躍する審判になり、大会を通して感じたことを繋げていきたいと思いました。
大きな目標ができましたが、あと20年は審判を続けるので、邁進していきます!笑
(おまけ)
最後に、プラハの観光写真を!22時を過ぎないと日が落ちず、1日がとても長く感じました。
地下鉄15分くらいで観光地(Mustek)まで行けるので、買い物や散歩を楽しみました。
(天文時計台とプラハ料理のSvíčková。
(プラハの観光名所であるカレル橋。観光客がいっぱいでした)
日本ラクロス協会広報部 LACROSSE MAGAZINE編集部