【試合後コメント】第8回北海道クラブチームラクロスリーグ戦男子決勝戦｜Orcinus Orca vs SPACE TRAVELERS

天候に恵まれ雲１つない青空の下で行われた北海道クラブチームラクロスリーグ決勝戦　Orcinus Orca（以下オルカ）vs SPACE TRAVELERS（以下スペトラ）、雲一つない気持ちの良い朝から、彼等は熱い闘いを繰り広げたのである。
結果は9-1でリーグ1位通過のオルカの勝利であった。試合は大きく動いた訳ではなく、チャンスを物にしていったオルカがリードしていく展開であった。スペトラも攻め続けていたが、オルカの堅いDFによりなかなか点数が取れずにいた。この決勝戦でVPを手にしたスペトラMF#5内田 奏の圧倒的なオフェンスと、スペトラの司令塔であるHC斎藤 悟の力が合わさっても、最後までオルカの鉄壁を打ち砕くことはできなかった。
オルカがなぜ勝利を手にしたのか。それは第4Qまで全てのショットを防いだ男、オルカG#5小林 和仁の存在だろう。小林は守護神として数々のナイスセーブや積極的なクリア展開など大活躍を見せ、決勝戦でのMVPにも選ばれた。こうしてオルカは大会2連覇を成すことが出来た。

試合結果：Orcinus Orca（9）vs SPACE TRAVELERS（1）

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優勝チーム｜Orcinus Orca主将コメント｜藤澤正樹

Orcinus Orca主将の藤澤です。
2012年のチーム創設とともに北海道クラブリーグが始まり今年で８回目、今シーズンは4度目の優勝を果たすことができました。昨年度までは、大学練習等への個人参加が中心であったため、チーム戦術の熟度が低いままリーグ戦に臨む試合がほとんどでしたが、今シーズンはチーム単位での活動を増やし、より戦術面に特化した練習を行えたことが結果に結びついたと思っています。特に、チームの失点を１に抑えたゴーリーの小林は、相手の猛追を何度も防ぎ、見事チームを優勝に導き、個人ではMVPを受賞してくれました。
10月26日に開催されるHCC（Hokkaido Challenge Cup）では、学生1位と対戦することになりますが、真の北海道No.1を目指し、熱く激しいラクロスがお見せできるようにチーム一丸となって試合に臨みたいと思います。
引き続き応援よろしくお願い致します。

準優勝チーム｜SPACE TRAVELERS主将コメント｜大屋裕太

今年度よりスペーストラベラーズ主将を務めている大屋です。応援ありがとうございました。
今回のクラブリーグ決勝では、試合終盤までポゼッション時間はほぼ両チーム同じだったものの相手の守りを崩すことができなく、終盤まで無得点での苦しい試合展開となりました。ファイナルを含む集客試合においてたくさんの人たちが応援に来てくれたにもかかわらず、情けない試合展開となり不甲斐なく思う気持ちが一番です。
2019シーズンは、最初と最後を敗戦で終わり自分たちの弱さ・課題がむき出しになったシーズンだと思っています。前年度から半分以上のメンバーが入れ替わり新生スペーストラベラーズとしてスタートした2019シーズンでしたが、来季に向けて退団選手はいない予定のため、今年度の今悔しさを忘れることなく強いチーム作りを始めていきたいと思います。
北海道で一番歴史のあり、最多優勝を誇るクラブチームとして、北海道ラクロス界の発展に繋がるよう心して取り組みます。
また現在は若手とベテランのバランスも良く、全国あちこちからスペトラの門を叩いてくれています。一緒に戦ってくれる人たちは常に歓迎します！よろしくお願いします！ありがとうございました。

MVPコメント｜小林 和仁（Orcinus Orca）

今回はチームの優勝、ならびにMVPの受賞について大変嬉しく思います。
仕事の関係で、北海道に来て4年目になりました。まず全く交友関係もない中で、チームメンバーとして受け入れて頂いた主将には感謝しています。昨年度もチームは優勝しましたが、昨年は出場する機会がなく、祝勝会ではただただ普通の美味しいお酒を呑むだけ、という歯がゆい想いをしました。今年度は特にDF陣が北海道トップレベルの選手が集まり、Gとして大変頼もしあいメンバーでした。相手チームは関東1部で活躍していた選手を中心に、素晴らしいシューターが多く揃っていましたが、その選手の活躍を封じ、よりセーブしやすいシュートに抑えてくれました。受賞したのは私のみですが、DF全員で取ったMVPだと感じております。
今回は多くの方に観戦・応援を頂きました。大学時代にお世話になったGの恩師や奥様、8年振りの再会と応援で、非常に頑張ることが出来ました。またコーチをしている北翔大学の部員達、試合が始まる直前まで、直接エールをくれてありがたかったです。
個人を振り返り今シーズンは、競技生活・人生において大きな出来事が多い年でしたが、チームメイトであり、北翔大学のコーチ仲間の渡辺カビラさん・伊藤貴文さんには最大で感謝の気持ちを伝えたいです。来シーズンは3連覇を目指して、と意識を高くすることなくヘラヘラ、外野からヤジを飛ばしながら3連覇の瞬間を観戦者として見守りたいと思います。今年は美味しい勝利の美酒を呑めました。今回は本当にありがとうございました。

VPコメント｜内田 奏（SPACE TRAVELERS）

このたびはVPという名誉な賞をいただき大変ありがとうございます。
自分はスペーストラベラーズでは2年目で、去年のファイナルではオルカに惜敗し、今年は必ずリベンジを果たそうとチーム全体が燃えあがっていました。しかし、3クオーターまで無得点と言う苦しい状況で大変不甲斐ないオフェンスを繰り広げ、チームとしての士気も下がる展開となってしまいました。スペーストラベラーズは長年在籍している方も多く、その偉大な先輩たちとともにファイナルを勝ちきると言う使命を個人的に背負っていたので、もっと出来たなという気持ちでした。しかし、この悔しさを必ずしも来年にぶつけ、先輩たちと極上の勝利するという使命を果たしたいと思います。
Save the earth!!