Reportレポート
こんにちは!日本学生ラクロス連盟西日本支部、広報委員会幹部のじんです!
8月12日にいよいよ関西の最高峰を決める学生リーグ戦が開幕しました。今年も関西で多くのドラマが生まれることでしょう。
そこで今回さらにリーグ戦を楽しんでご覧いただくため、リーグ戦の見どころや注目選手、そしてこれまでのリーグ戦の結果をまとめました。これを読んでから再度リーグ戦を眺めてみると、また違った見方で見ることができるかもしれません。
是非、最後までご覧ください!
※開幕戦の様子は以下のリンクからご覧いただけます。
目次
- 渡辺パイプ presents 第34回関西学⽣ラクロスリーグ戦見どころ(男子・女子)
- リーグ戦注目選手インタビュー(藤田惟杜さん、倉本莉子さん)
- 歴代優勝校リスト、優勝回数
- 2024年度加盟大学一覧
渡辺パイプ presents 第34回関西学⽣ラクロスリーグ戦 見どころ
男子
昨季王者の神戸大学は健在。同志社大学が後に続くも1部は混戦を極める。2部、3部は昨季ほとんどが入れ替え
男子1部
1部は混戦が予想されそうだ。昇格した大阪大学、そして大阪経済大学を加えた7校はプレシーズン中一進一退の死闘を繰り広げている。昨季王者神戸大学はオフシーズンのトップリーグで同志社大学を激戦の末下し、優勝。去年の勢いはそのままにリーグ戦優勝を狙う。昨季辛酸をなめた同志社大学も後に続き、オープン戦や交流戦で善戦する(複数の大学は不参加のため、完全な比較は難しい)。
しかし、関西学院大学、京都大学、大阪大学、大阪経済大学、近畿大学の5校も実力に引けを取らない。リーグ戦においては、各チームの勝敗が入り乱れることになるだろう。以下、オフシーズンにおける試合結果の一覧である(1部校同士の試合のみ抜粋)。
オープン戦(3/9)
対戦校 | 結果 |
同志社大学vs大阪経済大学 | 0-3 |
※2Qでの開催
関西フレッシュマンズフェスタ(4/28、5/11)
対戦校 | 結果 |
同志社大学vs大阪経済大学 | 4-1 |
関西学院大学vs大阪大学 | 1-2 |
※2Qでの開催
交流戦(5/6、5/18、6/1)
対戦校 | 結果 |
大阪経済大学vs大阪大学 | 4-4 |
近畿大学vs同志社大学 | 9-6 |
大阪大学vs同志社大学 | 3-4 |
トップリーグ(4/16~5/22)
予選
対戦校 | 結果 |
大阪大学vs同志社大学 | 2-3 |
関西学院大学vs大阪経済大学 | 7-8 |
神戸大学vs近畿大学 | 11-4 |
準決勝
対戦校 | 結果 |
神戸大学vs大阪経済大学 | 9-3 |
京都大学vs同志社大学 | 7-8 |
決勝
対戦校 | 試合結果 |
同志社大学vs神戸大学 | 4-5 |
試合結果を鑑みるに、接戦が多く極端に大差がつく試合が少ないことが見て取れる。この各チームが並んだ混戦状態から、公式試合の無い6、7月に各チームがどれだけ成長したのか。リーグ戦でその結果が明らかになるだろう。
男子2部、3部
2部は昨季の入れ替え戦により大阪公立大学、甲南大学を残しすべてが入れ替わり、顔ぶれが一新した。3部から新たに昇格した追手門学院大学、京都産業大学、桃山学院大学は虎視眈々と入れ替え戦の切符を狙う。そして悔しくも1部からの降格となった関西大学、立命館大学も再び1部への昇格を全力で果たしにかかる。特に追手門学院大学、関西大学、立命館大学はオフシーズンの公式戦にてそれぞれ1部校を撃破している。彼ら同士の激しい戦いが中心となって、2部を盛り上げてくれるだろう。
3部では、悔しくも3部へ降格となってしまった龍谷大学、神戸学院大学、大阪教育大学も2部への昇格を目指す。2部への入れ替え戦への切符は3枚しかない。果たしてどのチームが掴むのであろうか。
女子
3連覇を狙う関西学院大学。臥薪嘗胆の同志社大学はオフシーズンに躍動、悲願の優勝へ
女子1部
女子リーグは関西学院大学(以下関学)、同志社の2校が一歩リードしているといえるだろう。オフシーズンの公式戦において関学は全勝。同志社も関学相手には一歩及ばず惜敗したものの、他の試合は落とさず全勝している。また、今年1部の顔ぶれにいくらかの変化があった。昨季の入れ替え戦により近畿大学、武庫川女子大学(以下武庫川)が1部へ昇格。特に武庫川は今年U20日本代表選手を輩出し(関学、同志社、関西も同様に輩出している)、これまでの公式戦においても1部常連の立命館大学を破っている。ニューフェイスである彼女たちが去年と比べ、さらにどこまで躍進するのか楽しみである。
また、武庫川含め、近畿、立命館、関西、京都もオフシーズンにて互いに一歩も譲らぬ激戦を繰り広げている。以下、オフシーズンにおける公式戦の結果である(1部校の結果のみ抜粋)。
オープン戦(3/9)
対戦校 | 試合結果 |
同志社大学vs立命館大学 | 8-1 |
同志社大学vs関西学院大学 | 8-2 |
立命館大学vs関西大学 | 5-4 |
フレッシュマンズフェスタ(4/28、5/11)
対戦校 | 試合結果 |
立命館大学vs京都大学 | 3-2 |
関西学院大学vs関西大学 | 11-5 |
※一部ルール等にイレギュラーあり
交流戦(5/4、5/12、5/19、5/26)
対戦校 | 試合結果 |
京都大学vs近畿大学 | 10-8 |
関西学院大学vs同志社大学 | 9-8 |
立命館大学vs武庫川女子大学 | 3-7 |
関西大学vs同志社大学 | 1-19 |
関西学院大学vs立命館大学 | 16-4 |
女子2部、3部
2部においては昨季の入れ替え戦により神戸大学、大阪体育大学が2部に降格、2部においても多少の顔ぶれの変化が見られた。ここでは神戸大学に注目したい。オフシーズンの公式戦では同志社大学に負けこそしたものの、関西大学には引き分け、立命館大学に勝ち星を挙げている。1部校と同等に渡り合う実力をもって、1年での捲土重来を果たしたい。
3部においては7つの大学と3つの合同チームが熾烈な順位争いを見せるであろう。特に昨季悔しくも2部昇格を逃した同志社女子大学、追手門学院大学は今年こそはと全力をもってリーグ戦に臨むに違いない。
関西学⽣ラクロスリーグ 注⽬選⼿
このコーナーでは、リーグ戦における注目選手にインタビューを行います!
男子注目選手に昨季王者の神戸大学主将、藤田惟杜さん、女子注目選手に同じく昨季王者の関西学院大学主将、倉本莉子さんをそれぞれ選出し、お話を伺ってきました(以下敬称略)。
まず、神戸大学男子主将の藤田惟杜さんにお話を伺いました!
※インタビューの構成上、一部編集箇所があります。
男子注目選手 藤田惟杜(神戸大学男子主将)
Q:今回のリーグ戦への意気込みを教えてください。
断固、関西連覇を成し遂げることです。
Q:藤田さん自身の得意なプレーを教えてください。
ビックセーブをすることです。
Q:あなたのリーグ戦での目標を教えてください。
関西1部校中、最少失点に抑えることです。
Q:試合中はどのようなことを意識していますか?
とにかく試合を楽しむことです!
藤田選手、ありがとうございました!続いては関西学院大学女子主将の、倉本莉子さんです!
女子注目選手 倉本莉子(関西学院大学女子主将)
画面中央、背番号6番が倉本さん
Q:今回のリーグ戦への意気込みを教えてください。
今までチームでこだわってきた、1on1とグラボで会場を魅了し、関学にしかできない泥くさいラクロスで必ず全勝、日本一を獲ります!
Q:倉本さん自身の得意なプレーを教えてください。
相手の隙をつくインターです。
Q:あなたのリーグ戦での目標を教えてください。
日本一を獲ること、そして全員が日本一に貢献できたと思える組織を作ることです。
Q:試合中はどのようなことを意識していますか?
フィールド、ベンチ、スタンド全員が、関学の勝利を信じて自信をもって戦えるような声掛けをすることです。
倉本選手、ありがとうございました!
関西学生ラクロスリーグ 歴代優勝校
関西学生ラクロスリーグにおける、歴代優勝校、優勝回数を紹介します。
年度 | 男子優勝校 | 女子優勝校 |
1990 | 関西学院大学 | 関西学院大学 |
1991 | 関西学院大学 | 関西学院大学 |
1992 | 関西学院大学 | 関西学院大学 |
1993 | 関西学院大学 | 関西学院大学 |
1994 | 神戸大学 | 関西学院大学 |
1995 | 神戸大学 | 神戸松蔭女子学院大学 |
1996 | 関西学院大学 | 甲南女子大学 |
1997 | 関西学院大学 | 関西学院大学 |
1998 | 神戸大学 | 武庫川女子大学 |
1999 | 神戸大学 | 甲南女子大学 |
2000 | 神戸大学 | 甲南女子大学 |
2001 | 神戸大学 | 同志社大学 |
2002 | 神戸大学 | 同志社大学 |
2003 | 関西学院大学 | 武庫川女子大学 |
2004 | 京都大学 | 武庫川女子大学 |
2005 | 京都産業大学 | 武庫川女子大学 |
2006 | 京都大学 | 同志社大学 |
2007 | 関西学院大学 | 同志社大学 |
2008 | 京都大学 | 大阪国際大学 |
2009 | 関西学院大学 | 大阪国際大学 |
2010 | 京都大学 | 同志社大学 |
2011 | 京都大学 | 関西学院大学 |
2012 | 京都大学 | 同志社大学 |
2013 | 神戸大学 | 関西学院大学 |
2014 | 関西学院大学 | 関西学院大学 |
2015 | 大阪大学 | 関西学院大学 |
2016 | 神戸大学 | 関西学院大学 |
2017 | 大阪大学 | 同志社大学 |
2018 | 京都大学 | 関西学院大学 |
2019 | 関西学院大学 | 同志社大学 |
2020 | 特別大会 | 特別大会 |
2021 | 関西学院大学 | 同志社大学 |
2022 | 京都大学 | 関西学院大学 |
2023 | 神戸大学 | 関西学院大学 |
優勝回数
男子
12回:関西学院大学
10回:神戸大学
8回:京都大学
2回:大阪大学
1回:京都産業大学
女子
14回:関西学院大学
9回:同志社大学
4回:武庫川女子大学
3回:甲南女子大学
2回:大阪国際大学
1回:神戸松蔭女子学院大学
2024年度加盟チーム一覧
2024年度における加盟チームを紹介します。
男子加盟チーム:22校
女子加盟チーム:32校
1部
男子 | 女子 |
大阪大学 | 関西大学 |
大阪経済大学 | 関西学院大学 |
関西学院大学 | 京都大学 |
京都大学 | 近畿大学 |
近畿大学 | 同志社大学 |
神戸大学 | 武庫川女子大学 |
同志社大学 | 立命館大学 |
2部
男子 | 女子 |
追手門学院大学 | 大阪公立大学 |
大阪公立大学 | 大阪産業大学 |
関西大学 | 大阪体育大学 |
京都産業大学 | 京都工芸繊維大学 |
甲南大学 | 京都産業大学 |
桃山学院大学 | 京都女子大学 |
立命館大学 | 神戸大学 |
3部
男子 | 女子 | |
大阪教育大学 | 追手門学院大学 | |
大阪産業大学 | 大阪大谷大学 | |
大手前大学 | 大阪教育大学 | |
京都工芸繊維大学 | 大阪経済大学 | |
京都橘大学 | 大阪国際大学 | |
神戸学院大学 | 京都橘大学 | |
佛教大学 | 甲南大学 | |
流通科学大学 | 甲南女子大学 | |
神戸学院大学 | ||
神戸市外国語大学 | ||
神戸女学院大学 | ||
神戸女子大学 | ||
神戸親和大学 | ||
同志社女子大学 | ||
奈良女子大学 | ||
佛教大学 | ||
桃山学院大学 | ||
龍谷大学 |
Photo by 日本ラクロス協会広報部、日本学生ラクロス連盟西日本支部広報委員会SNS班