【ワールドゲームズ】日本ワールドゲームズ協会(JWGA) 加入の背景と目的について

（トップ写真：ワールドゲームズ2017 クロージングセレモニー）

本日、日本ラクロス協会が、日本ワールドゲームズ協会（JWGA）へ加入したことをお知らせいたしましたが、ここではその背景や目的を説明します。

ラクロスは2017年ポーランド(ヴロツワフ)にて行われたワールドゲームズにて初めて女子競技が種目化ました。
日本はワールドゲームズ2017にて国際ラクロス連盟(現WorldLacrosse当時のFederation of International Lacrosse)よりアジアの代表として招待を受け、ワールドゲームズのために特別に日本代表を組成、派遣し、6カ国中5位の成績を収めました。

ワールドゲームズはオリンピックへの登竜門です。
ワールドゲームズに加盟している競技はフライングディスク、水上スキー、キックボクシングなど37競技(2018年時点)が存在しており、今までに野球、バドミントン、7人制ラグビーなど8競技がオリンピックの正式種目化、東京オリンピックの追加競技種目ではスポーツクライミングなどを筆頭に5種目が採用されています。
その中でもラクロスは2018年より国際オリンピック委員会(IOC)の仮承認競技となり、2022年(2021年より後ろ倒しに)バーミンガムにて行われる、ワールドゲームズ2022にも正式競技として競技が行われ、日本は男女とも出場予定です。

JWGAへの加入により、今までラクロスに触れたことがなかった方へラクロスの感動を届けられるようになること、またワールドゲームズ出場の各競技日本代表との結団式などを通じ、より一層の成果を追求し、日本におけるラクロスの価値・魅力度を向上させていきます。
また、JWGA内でも日本ラクロス協会が組成する日本代表チームは、2022年のワールドゲームズ、また各種世界大会において、開拓者であることを忘れずに、日本選手団として成果、感動を届けて行くべく活動してきます。

注釈：ワールドゲームズとは、オリンピックの翌年に開催される、国際ワールドゲームズ協会主催の総合スポーツ大会であり、日本ワールドゲームズ協会は多種多様なスポーツを国民に普及、紹介し、スポーツ人口増加を図り、選手の育成とそのレベルアップを図るとともにスポーツを通じて我が国民はもとより、人類の健康促進と世界平和に寄与することを目的する協会です。