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【JLAのコレカラ】ニールセンスポーツ社とのパートナーシップについてJLAよりメッセージ

ラクロスコミュニティの皆さま、こんにちは。

最初に、自己紹介をさせて下さい。
JLA理事 兼 CSO(最高戦略責任者)マーケティング委員会委員長(長くてごめんなさい)の安西です。
“5年後10年後の日本ラクロスの飛躍的成長”をミッションに、メディア・広報・ブランディング・マーケティング戦略の立案を担っています。

先ほどJLAとニールセンスポーツ社とのパートナーシップを発表しましたが、今回はその発表に至った背景と狙いについて、簡単に説明させていただきたいと思います。

まず、なぜこんなメッセージを出しているのか?についてお話させて下さい。
今後は、JLAが考えていることや進む方向、検討している課題について、できる限りオープンにお伝えしようと考えています。
日本のラクロスの未来は決して協会だけの力で作られるものではなく、会員の方々はもちろん、ラクロスコミュニティに関わる全てのステークホルダーが自らの意思とエネルギーで作っていくものだと考えているからです。

これからは、JLAは出来る限り最低限のルールと目指す方向だけを示すことで、協会の外部にいる方が自由に安心してクリエイティブな活動ができる環境を作っていきたいと思います。

今後お伝えすることには未確定のアイデア段階の情報も含まれるので、もしかすると混乱や落胆が生まれてしまうこともあるかと思いますが、きっとこのやり方がラクロスの未来につながると信じて、このスタンスで続けて行こうと思います。是非お付き合いください!

続いて、今回のパートナーシップの背景についてお話します。

日本ラクロス協会の第2回 定時会員(社員)総会が5月23日に開催されました。総会後私から代議員の皆さまに、日本ラクロス協会のマーケティング戦略についてお話させていただきました。

お話した内容はまとめると以下の3点です。
①「代表強化」と「さらなる普及」を目指して成長戦略を進めるべく、審判・広報・ガバナンス・マーケティングなどの多種多様な事業を行っていく。

②そのためには専門的なスキルを持った人材を雇用する資金が必要となる。その資金はいわゆるスポンサー契約ではなく、日本ラクロスのブランドを強化し、そこに価値を感じていただける企業様とのパートナーシップを締結し、双方にとってメリットのある関係性を作ることで獲得していく。

③ラクロスブランドの価値とは、観客動員数や視聴者数ではなく、「先進的であること」「フロンティア精神を持っていること」であり、広く社会に対して新しく先進的な価値を提供していくことを目指す。

このプランは既に今年の初めには出来ていたのですが、新型コロナウイルスに対応するためここ3カ月は軌道修正を行い、「コロナの中でも未来に向けてチャレンジし、新しい価値を作り出そうとしているスポーツ」というブランディングとメディア戦略を進めてきました。
SNS広告やクラウドファンディングもその戦略に沿って展開してきましたが、予想を超える多くの方々に関心を持っていただき、ラクロスというスポーツに大きな注目が集まり始めています。

そうした中で、今回のニールセンスポーツ社との取り組みは、ラクロスが先進的であることをアピールする次の一手となると考えています。

今後日本のスポーツシーンは、様々な変革を迫られることになります。スポーツと企業と関係性についても再定義が進み、学生アスリートの価値も見直されることになるでしょう。

このニールセンスポーツ社との取り組みは、全国の大学ラクロス部員へのアンケート調査を通じて、日本の大学ラクロスと他競技も含んだ学生アスリートについて一般企業の方に広く知っていただき、私たちの魅力と価値を見つけてもらうための取り組みです。

日本ラクロス協会は昨年、会員データベースを全面的にデジタル移行し、全会員とオンラインでダイレクトにコンタクトすることができるようになりました。その強みを最大限に生かし、ラクロスだけが出すことができる価値を作っていきたいと考えています。
詳細はこれから詰めていきますが、今後大学生会員のメールアカウントに対して、アンケートのお願いを定期的にさせていただこうと思います。自分が上級生になったとき、自分がOBOGになったときに、例えばラクロスに価値を感じたスポーツ企業の新製品が全国のチームに届けてくれたり、日本代表のオフィシャルパートナーに名乗りを上げていただける企業が出てきたり、そんな未来につながるアンケートです。

5~10分程度の時間を頂きますが、是非たくさんの方にご協力いただき、日本ラクロスを一緒に成長させていっていただきたいと思っています。
また、この取り組みはマスマーケティングを目的としており、会員の皆さんの個人情報(氏名、メールアドレス、電話番号、会員証番号、所属大学名)については一切使いませんのでご安心ください。アンケートに答えていただいた情報だけを取り扱います。
大学生の皆さまには、近日中にアンケートのご連絡をさせていただきます。
このパートナーシップについて新しい動きがあれば、またオフィシャルサイトかこちらのラクロスマガジンサイトにて共有します。

また、日本のラクロスを一緒に盛り上げて行くべく、このような情報発信を定期的に行っていこうと思います。

 

日本ラクロス協会CSO
安西 渉

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