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2026年に日本での開催が決まっている、WORLD LACROSSE 女子世界選手権大会の出場権獲得を賭けた試合である2025年 女子ラクロス アジアパシフィック選手権大会 -世界選手権予選-が1月6日(月)からオーストラリア・クイーンズランド州サンシャインコーストにて開催されました。
大会最終日となった1月11日(土)に決勝戦が行われ、日本代表はオーストラリア代表と対戦しました。
試合は、日本代表が総勢8名の得点者を挙げ、見事なチームワークを見せ9-5で勝利しました。
準決勝までの結果で、すでに出場権を獲得しているAustraliaを除いたアジアパシフィック圏内の国/地域において、最上位となることが確定していたため、日本代表はThe World Games 2025への出場権を獲得し、決勝戦でオーストラリアにも勝利したことにより、WORLD LACROSSE 女子世界選手権大会に大きく弾みをつける結果となりました。
HCの永島 正和さんは「若手が多いチーム構成のため、チーム始動時はなかなか上手くいかない日が続きましたが、厳しい環境の中でも仲間を信じ、前を向いて走り続けた結果、アジアチャンピオンの座を勝ち取りました。」と話しており、全5試合通じてスローガンである「3S(Simple、Space、Speed)」を体現した日本代表が他のチームを圧倒し、見事な勝利と結果を収めました。
以下長嶋HC、主将の小林遥佳選手(主将・#20)からのコメントです。
永島 正和(ヘッドコーチ)
今大会、ラクロス女子日本代表がこれまで一度も勝利したことのない世界トップ4のオーストラリアのフル代表に見事勝利することができました。
若手が多いチーム構成のため、チーム始動時はなかなか上手くいかない日が続きましたが、厳しい環境の中でも仲間を信じ、前を向いて走り続けた結果、アジアチャンピオンの座を勝ち取りました。
次は2026年に日本で開催される世界大会で、日本女子ラクロス史上初のメダル獲得に挑みます。
小林 遥佳(主将・#20)
今回、日本代表チームでは、「アジアNo.1になり、アジアのラクロスを牽引し、日本ラクロス界をリードする存在になる。」その目標とミッションを掲げてこの活動に取り組んできました。
オーストラリアという強豪に勝ち、アジアの頂点に立てたことは、私たちだけでなく、日本ラクロス界全体にとって歴史的な瞬間であり、日本ラクロス界の新たなストーリーの始まりだと思います。
この勝利は、チーム全員の努力と、これまで支えてくださった多くの方々のサポートがあってこそのものです。どんなに苦しい場面でも諦めずに最後まで戦い抜いた仲間たちを心から誇りに思います。この瞬間を糧に、さらに進化を続け、ラクロスを日本中、そして世界中に広めていきたいと思います。本当にありがとうございました
The World Games 2025, Chengdu (CHN)詳細
- 主催:THE WORLD GAMES
- 開催地:中国・成都
- 大会期間:2025/8/7~17
- ラクロス競技期間:2025/8/7~11
- IWGA公式サイト内のページ:https://www.theworldgames.org/editions/Chengdu-CHN-2025-14
- 大会特設サイト:https://www.theworldgames2025.com/en/
試合全試合結果
Day | Match | Score |
---|---|---|
Day 1 | 中国 vs フィリピン | 3 – 15 |
韓国 vs Chinese Taipei | 4 – 13 | |
日本 vs ニュージーランド | 11 – 4 | |
オーストラリア vs Hong Kong, China | 16 – 2 | |
Day 2 | 日本 vs 韓国 | 17 – 1 |
オーストラリア vs 中国 | 20 – 3 | |
ニュージーランド vs Chinese Taipei | 10 – 13 | |
Hong Kong, China vs フィリピン | 2 – 14 | |
Day 3 | 韓国 vs ニュージーランド | 6 – 18 |
日本 vs Chinese Taipei | 17 – 5 | |
中国 vs Hong Kong, China | 12 – 9 | |
オーストラリア vs フィリピン | 14 – 5 | |
Day 4 | Semifinal: オーストラリア vs Chinese Taipei | 24 – 3 |
Semifinal: 日本 vs フィリピン | 13 – 4 | |
順位決定戦: Hong Kong, China vs 韓国 | 11 – 6 | |
順位決定戦: ニュージーランド vs 中国 | 13 – 7 | |
Day 5 | 7th place: 中国 vs 韓国 | 15 – 7 |
5th place: ニュージーランド vs Hong Kong, China | 10 – 4 | |
Bronze Medal: フィリピン vs Chinese Taipei | 18 – 6 | |
Gold Medal: オーストラリア vs 日本 | 5 – 9 |
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