Interviewインタビュー
日本ラクロス協会が指導者向けに活動をしている部門であるJLAacademy とラクマガのコラボ企画!日本全国にいるコーチを紹介します!
<自己紹介>
【名前】幸若直樹 (こうじゃくなおき)44歳
【所属】久留米大学男子ラクロス部HC兼GM(KLC HAWKS所属)
【出身大学】久留米大学
【コーチを始めた理由】部員が減少し、廃部の危機に陥った母校の部を再建する為、また創部者としての責任を果たす為、17年ぶりにコーチ復帰しました。見事な浦島太郎コーチです。復帰後、最初にやった事は、豚小屋化した部室の掃除からでした。涙 そして、今年3年目のシーズンです。
【読者へのメッセージ】僕は社会人になって、ビジネスに専念する為、ラクロスの世界から16年間離れてました。
2014年、30代最後の年に、アメリカに一人旅に出かけた際、デンバーで開催されていたW杯の観戦を機に、再びラクロス魂に火が灯り、プレーヤーとしても復帰し、またこの世界に戻ってきました。
ラクロスは幾つになっても、色んな関わり方ができるし、新たな世界観も生まれます。
今は、僕の大切なライフワークの1つです。
コーチとして大事にしている3つのこと
①イマドキ選手との距離感、コミュニケーション、雰囲気作り
チームは家族だと思ってます。
古豪復活、チーム再建という最大のテーマにおいて、1番大切な事は、選手、スタッフ、コーチ陣すべてが強烈な仲間意識を持つこと。
沢山会話して、意見交換して、議論して、チームビジョンを共有すること。
そして、やる気が本気になるきっかけと気付きをお互いが創り出していく事。
今は、これを1番大切にしています。
とくに、選手とはほぼ親子くらいの年の差なんで、遠からず近からずの絶妙な距離感を大切にしています。
②やらされる(管理)よりも、主導権を握れる(自立)人材の育成
フィールド内外において、指示を待つのではなく、自ら考え行動できる人材を増やしていきたいですね。
練習メニュー、戦略、戦術、すべてにおいて一方的な指導ではなく、常に課題を見つけ、その対策等、自ら気付いて動ける人材が増えれば効率も稼働率も生産性も上がるはずです。
ラクロスを通じて、プレーのみならず、社会で活躍できる人材育成も1つのテーマです。
③説明するより、やってみせるより、魂に火を付ける!
何の為に頑張るのか、何で上手くなりたいのか、何で勝ちたいのか、そのモチベーションを常に維持できる選手を増やしたいですね。ラクロスに限らず、何事も夢中になった人が勝ちです。夢中は努力や才能にも勝ります。
勝てるチーム作りの勉強の為、
日曜劇場『ノーサイドゲーム』は毎週欠かさずメモして観ています。笑
学生には、これからの長い人生の中で、人生を楽しむ1つの手段として、ラクロスから沢山の事を学んで欲しいと思っております。
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日本ラクロス協会広報部 LACROSSE MAGAZINE編集部