Interviewインタビュー
日本ラクロス協会が指導者向けに活動をしている部門であるJLAacademy とラクマガのコラボ企画!日本全国にいるコーチを紹介します!
<自己紹介>
名前:新谷果林(あらやかりん)
出身:北海学園大学女子ラクロス部
コーチになった理由:現役の時に、コーチを初めとしたたくさんの人に一人の人間として育てられたので、今度は自分がしてもらったことをしていきたいと思った。恩返しみたいなものです。
あとは、こんなに熱くて最高の青春もう二度とこないんだよって、未来の自分が現役の選手を過去の自分に見立てて教えにきてるって感じです。
現役の選手が私にコーチをやってもらいたいからやったのではなくて、自分がやりたいからやりました。
やらされてるうちは、愚痴も文句も多くなるので、やりたいからやってると、思いきってやってます。コーチ以外でもなんでもそうです。
コーチとして大事にしている3つのこと
①一番を3つそろえること
勝つためには、その地区の一番を3つそろえると勝てると思ってます。
チームの強みになるもの、そして、その強みを生かすもの。それを見つけて指導をしてます。
例えば、北海道で一番スピードがあるチームだったら、そのスピードが最後まで落ちない、スピードを発揮できる体力を地区一番と言えるほどつけさせます。
そして、努力を一番すること。
北海道で1番になりたかったら、北海道一、努力すること。日本で一番になりたかったら、日本一努力すること。
自信にもつながるし、一番努力してるんだってプライドを持てるし、それなりの覚悟が必要になってきます。実際にやったら、自信につながるし、結果がでる前に過程を大切にしていけるのです。そして、何よりも一番努力してる人はやっぱり応援したくなる。
全然努力してない人は一番になれても一番になる資格はないと思ってます。
②何のためにやるのか
もちろん、自分のためにやります。ですが、自分のためだけだとサボれるし、自分がうまくいかないと気持ちがなえてきます。最後まで気持ちを切らさずにできるのは、必ず誰かのためにやってる人です。
ケガしてできない人のため、ラクロスやらせてくれてる親のため、辛いことも乗り越えてきたチームメイトのため、誰かのためにやれる底力はすごいものです。(ちなみに、私は辛いことがあっても続けてくれた後輩たちに勝つ楽しさを教えたいために頑張ってました。なつかしい。)そして、忘れちゃいけないのが自分の夢をもって、やることです。ばかみたいな夢をもってがむしゃらにやってほしい。
③辛いときこそ、かっこよく。あほっぽく。青春っぽく。
これは、私の目標としてる生き方です。
プロになる道が他のスポーツと比べてないに等しいラクロス界では、生きてくうえで大切なことを教えていきたいと思ってます。人間性を高めるといったところです。
みんなが辛いときに、走れたり、声出して盛り上げたり、
大事なときにきめれたり、ベンチからめちゃめちゃでかい声でさけべたり、その一つ一つが、あほっぽくて、かっこいいと思います。
辛いときに本当に追い込んでやれる人、苦しいときに心から笑顔で楽しめる人、どんな世界でも活躍できて、周りを変えることができると思います。そして、なによりあとから、武勇伝のような笑い話にもなります。
勝ことも大切です。でも、どんな選手としてどんなことを魅せられるかということも同じくらい大切です。その人のかっこよさがあこがれになって周りも頑張ろうとかあーなりたい!とか思うからこれはだいぶ大事にして育てています。
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日本ラクロス協会広報部 LACROSSE MAGAZINE編集部