Columnコラム
関東地区Web編集部です。「私がクラブチームでラクロスをやる理由」第7弾はVIKINGSの丸尾昂也選手です!クラブチームならではの魅力や何がラクロスを続けるきっかけとなったのかを綴っていただきました。
先ず最初に、、
私はラクロッサーが書くコラムを読むのが大好きだ。
インスタグラムなどSNSに上がってくる学生達の爽やかで、ちょっと青臭くて、ある意味ねっとりとした試合前などのアツい「想い」たちを、この歳になってもじっとり読んでしまう自分がいる。
そして、読むたびに、自分が大学四年生の早稲田戦前に「巧より、強より、気持ちたれ。」という謎のコラムを書いて、前代未聞の『大スベリ』をしたことを思い出し、(恥ずかしくて)つい胸を熱くしてしまうのである・・・笑
と、いきなり話が脱線してしまったが、実は「私がラクロスを続けている理由はコレ」なのかもしれない。
普通の社会人生活をしていては、絶対に触れ合うことのできない“感情”を享受・体現できる場。
それが、社会人ラクロス。(と最近思い始めている。)
例えば、土曜朝の学生との練習試合。
8個くらい年齢が下の学生審判に、グランド中に聞こえる声で、「激詰め」にあったりする。
「お前はルーズボールプッシングとプッシングの違いもわからないのか?(脚色アリ)」
会社では起こりえない若手の「突き上げ」に面を食らいつつ、それでも本気で向かってくるその姿勢が清々しく気持ちよい。
例えば、リーグ戦本番。
クリースにパスが通り、シュートが打たれる。反応できるかできないかの一瞬の戦い…。
仕事中に見つけたミスは、「持ち帰って修正後送り直しさせていただきます」ができるかもしれない。
仕事とは違って「ちょっと待った!」ができない刹那の瞬間、全集中してセーブのことしか考えていない、普段とは違う別の自分に出会うことができる。
例を出せば、キリがないのだが、
社会人になったことのない学生には、なんとも伝わりづらい内容だと思うと少し歯がゆい。
環境が変われば、当然ラクロスへの考え方・感じ方・捉え方は変わっていくモノ。
なので、どんな理由や動機でもいいので、先ずは社会人ラクロスに手を出してみてはどうか?と思う。
読み返してみると、イメージしていたような「爽やかコラム」とは程遠い「おじさんコラム」になってしまったが、
「巧より、強より、気持ちたれ。」よりはスベッてないはず・・・。
大人になっても今の自分たちより強い紫や緑のチームに泥臭く向かっていきたいというドエムラクロッサーがいれば、是非一緒にアツくなりましょう。
彼らに勝って飲むビールは普通の社会人生活では決して味わうことができないほど「うまい」はずなので…。