Columnコラム
東北地区広報部です。
今回は東北地区で男子クラブチームに所属する方をご紹介します!
日本一を目指す環境ではない東北のクラブチームで、何のためにラクロスをするのか。熱い想いを綴っていただきました。
◆お名前
星 奉博(ほし ともひろ)
◆所属チーム
仙台ラクロスクラブ(SLC CIELVA)
———
東北クラブチーム、仙台ラクロスクラブ(SLC CIELVA)所属の星奉博(ほし ともひろ)です。今は仙台市で小学校の教員をやっています。
実は、東北地区には男子クラブが4つ、女子クラブが1つしかなく、支部化をしておりません。つまり、社会人クラブリーグというものが存在していないのです。
(数年前までは東北学生リーグに混ぜてもらって試合をしていたようです。)
−ラクロスに携わる者であれば、誰もが一度は思い描くであろう「日本一」という目標−
実は、東北地区でラクロスを続ける我々には、それを思い描く資格すらないのです。
週に2回、東北凍てついた空気にさらされながら、朝6時〜8時の2時間、白球を追いかける。練習試合があるとなれば睡眠時間もそこそこに、朝早くから運転をし、岩手県や新潟県へと足を運ぶ。高みを目指すわけでもないのに、貴重な土日を全てラクロスに費やす。
なぜそんな環境に置かれていてもラクロスを続けるのでしょうか。不思議ですよね。
それはきっと、ラクロスへ「恩返し」をするためなのでしょう。
私は学生の頃、関東でラクロスに出会い、当たり前のように練習をし、教えを請い、試合をしたくさんの仲間ととても充実した時間を過ごしてきました。
しかし東北地区のような地方では、人数の関係で普段の練習もままならなかったり、十分な指導者がいなかったりと、私が経験してきた当たり前を経験することが難しい学生が多かったのです。
その現状を目の当たりにし、
「私は十分にラクロスを満喫した。今後はこれからのラクロス界を支える人たちに還元していこう。」
そう思うようになりました。
ラクロスと出会ったことで人生が彩られ、ラクロスに恩返しをしたいと思っているのは私だけではありません。東北地区でラクロスを続ける人の共通の想いです。
ですから、我々仙台ラクロスクラブは、「東北地区のラクロスの発展と普及」を掲げ、日々ラクロスに携わっているわけなのです。(最近では平日の夜に、男女問わず学生を対象に練習会を開催したり、地域のスポーツイベントとタッグを組み体験会を開催したりしています。ラクロス普及活動数ランキングでは日本一ですね、きっと。)
なんだかんだ書きましたが、結局はシンプルにラクロスが大好きで、楽しくラクロスがやりたいだけなんですけどね。
東北人はおもてなしの精神が自慢です。ぜひコロナが落ち着いたら遊びにきてください。海、山、川、美味しいお店どこへでも案内しますよ。
あ、試合もやりましょう。実は、結構ラクロス上手い人多いんですよ。連絡お待ちしています。
——————————————————————————————————
東北でラクロスをする際は、ぜひ仙台ラクロスクラブにご連絡ください!
きっとたくさんのおもてなしと楽しいラクロスが待っています⭐️
SNSもチェック!