Columnコラム
関東地区Web編集部です。「私がクラブチームでラクロスをやる理由」第6弾はRATELSの桑原悠太選手です!クラブチームならではの魅力や何がラクロスを続けるきっかけとなったのかを綴っていただきました。
まさかこんなところでコラムを書かせていただけるとは思ってなかったので恐れ多いですが、とりあえず自分の素直な気持ちを書こうと思います。
ずばり、自分がラクロスを続けている理由は「ラクロスが楽しい」からです。
見栄えがよくてかっこいい理由とか色々考えてはみましたが、結局はこれが一番しっくりきました。ありきたりなワード過ぎて自分を選んだことを後悔されてないか少々心配です。
話を戻しますが、では、なぜラクロスが楽しいのか。そもそも自分が社会人チームでラクロスを続けようと思ったのは学生のときに燃え尽きることができなかったからというのが大きな理由です。リーグ戦直前で親指を骨折し、リーグ戦を全快でプレーできなかったことに加え、結局チームは入れ替え戦。1部に残留することはできましたが、とにかく納得がいかなくて漠然とラクロスを続けないといけないと思っていました。だから昨年まで所属していたチームに入団したのもOBの先輩が誘ってくれてて、なんとなく楽しそうな雰囲気のいいチームだったからというのが正直なところです。だけど、いざ練習に行き始めると気張っていた自分が嘘のように消えていきました。社会人チームでプレーする理由は人それぞれですが、その人たちに共通しているのはラクロスへの想いや考えを持っていて、何よりシンプルにラクロスが好きだということです。チームや個人としての目標の中でラクロスと向き合いながら、純粋にラクロスを楽しんでいる、そんな人たちに引っ張られるようにラクロスにのめり込んでいきました。「社会人でラクロスやっても学生みたいに熱くなれるはずがない」なんて思っていた自分がむしろ恥ずかしいくらいに。(変な人しかいないと思っていたのは間違っていませんでした。笑) そんな人たちとラクロスをやるんだから楽しいに決まってるんです。もちろん、悩むこともありましたが、気づけばとにかく週末が待ち遠しくて仕方なくなっていました。社会人になってもこんなにラクロスに夢中になれるとは思ってなかったので、そのチームの方々には本当に感謝しています。
だから今所属しているラーテルズは、自分が楽しいのはもちろんですが、所属しているみんながラクロスが楽しくて仕方ないと思えるようなチームにしたいと思っています。
昨季まで所属していたチームが、そこにいた人たちがそう思わせてくれたように、自分もそうでありたいと基本的には自己中な自分が思い始めた今日この頃です。