Columnコラム
関東地区Web編集部です。2020特別大会開催にあたり、学生連盟東日本支部委員長である後藤駿太さん(立教大学・4年)に抱負を語っていただきました。
関東学生ラクロスリーグを応援してくださっている方々へ
こんにちは。学生連盟東日本支部委員長を務めています立教大学4年の後藤駿太です。
まず始めに日々伝えられていない感謝を伝えさせてください。
この特別リーグが開催されるまでに本当に多くの人が運営に携わってくれています。
まず始めに特別大会を開催するという判断をしてくれた大会タスクフォースの皆さん、選手の体を守りつつも自分たちに再びラクロスが出来る環境を整えてくださり本当にありがとうございます。
東日本支部事務局次長の浅井さんには大会形式から運営準備まで本当に何から何まで僕らをサポートしてくれてありがとうございました。何回もわがままを言ってしまいすみませんでした。
そしていつも僕を支えてくれている学生連盟幹部役員ならびに執行部のみんな本当にいつもありがとう。何百時間とミーティングを重ねたし、例年の数倍は負荷かかる取り組みに付き合ってくれて本当にありがとうございました。例年にはない連盟役員体制が築けたと思います。特にspecial thanksで副委員長の永井さんと石田さんには本当に助けられました。辛いことや面倒臭いことだらけだったと思います、、本当にいつもありがとうございます。これからも自由に委員長として頑張りますのでサポートお願いします。
そして関東地区に所属している主将の皆さん、色々不満や納得いかないところが多いい中で今年の学連の活動に協力してくれて本当にありがとうございました。
例年にはない主将会のディスカッションの熱量で僕自身支えられていました。
このまま後4ヶ月、全チーム走り抜けましょう。
前置きが本当に長くなりましたが、ここから僕の特別大会への想いを書かせてもらいます。
この大会において各チームそれぞれの思いがあると思います。まず大会に出られるチームと出られないチームがあります。
そして全国大会がなくなりました。入れ替え戦もなくなりました。5試合あった予選も2試合になりました。3.4部に関しては順位決めトーナメントもできなくなってしまいました。
失ったものの反動は大きいです。理想とはかけ離れた形式になってしまい僕自身とても悔しいです。そこは本当に申し訳ありません。
でも、4月の主将会で僕はこんな話をしました。
“今年リーグ戦がなくなる可能性は大いにある。あったとしてもなかったとしても主将自身が2020年というこの何が起こるかわからない年においてどんなチームにしたいのか、どんな終わり方をしたいのか、そして終わった時にどんな感情に出会いたいのか。ただひたすら、この問いに個人として、そしてチームとして向き合った欲しいです。その先に2020年も最高の年だったと言える瞬間がくると思う。それを考え抜いて、その先にもしリーグ戦が開催されるとしたらそれは特別な大会になると思う。”
みたいな発言を僕はしました。開幕戦を終えた今もこの思いは変わっていません。
この発言から何が言いたいかっていうと、今年は不測の事態だから完全燃焼できなくても仕方ないとか、通常通り行われない大会だから茶番だとか、入替戦がないとか、目標がなくなったとかそんな個人がコントロール出来ないところばかりに目を向けるのではなく、コロナが来る前、新チームが始動する時にみんなで目の色輝かせて話し合ったどんなチームにしたいかとか、個人として思い描いた最高の一年ってどんなものかっていう感情やらラクロスをする目的を今一度思い出して向き合って欲しいです。
僕個人の話をすると、多分今までの立教大学で一番強いチームを作れるようにこの一年間に時間も何から何まで自分の持てる全てをチームに、ラクロス界に捧げてきました。本気で日本一を目指してやってきていたし、異常な程ミーティングもしました。その矢先にコロナウィルスにより全ての活動が停止せざるを得ない状況になりました。
戸惑いや日本一になれないかもしれないという恐怖はありましたが、立教の主将の立川とは常に“やることも目指すところも変わらないね”
こんなやり取りをしていました。
だから、特別大会だろうが通常のリーグ戦だろうが目指すところもやることも変わらない。
結局、大事なのは形式とかじゃなくて、大会に参加する一人一人のラクロスやチームに対する揺るがない強い想いだと僕は思っています。
月に二回やっている主将会ではまずチームの顔である主将の皆さんにその強い思いを作る機会として設定していました。
全部で8回ほど計16時間くらい大会の話や主将同士のディスカッションをしましたがどのチームの主将もそのような強い想いを持っていました。
だから僕は今回の特別大会が開催されることがとても楽しみです。そして例年にはない文字通りの特別な大会になると思っています。
苦しい時に何ができるのか。常にこの半年自分に問いかけてきました。
一度も立ち止まらず走ってきてやっとここまで来ることができました。止まりかけた時には支えてくれる仲間がいました。
だから僕はこんな年に学連委員長を、そしてチームでは副主将を経験することができて本当に良かったです。どの時間も僕にとってかけがえのない時間で最高に楽しかったです。
特別大会が終わった時に、学生ラクロッサーが一人でも多く2020年が最高だったと思えたなら僕はとても嬉しいです。
東日本支部委員長 後藤駿太