Columnコラム
こんにちは ! 関西地区WEB担当の浅野晴佳です !
今年もコロナ渦での新歓となりましたが、上手く進んでいる大学、なかなか思うように新入生が入っていない大学、それぞれだと思います。
そこで ! 今年の新歓で大成功した大学にインタビューを行いました!
今回は1つめの大学の紹介です 。
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■近畿大学女子ラクロス部
西上:早速始めたいと思います。じゃあ、まず学年と名前をお願いします。
加藤さん:3年生の加藤葵です。お願いします。
高橋さん:3年生の高橋ゆうきです。お願いします。
藤川さん:3年生の藤川桃子です。お願いします。
西上:じゃあ今日、近畿大学さんに聞いていくということで。近畿大学さんを選んだ理由が、すごく去年から新入部員が増えてて、だからどんなふうに新歓されたのかを聞いてみたかったからです。じゃあまず、去年の入部人数と今年の入部人数を改めて教えてください。
加藤さん:はい。去年の入部人数が8人で、今年が今のところ19人です。
西上:最初この人数見たときにすごって思って。めっちゃいますよね、びっくりしました。じゃあ、何が上手くいったか、どんなイベントとか取り組みが上手くいったと感じましたか。
高橋さん:すべてにおいてかなり早く動き出したことがとりあえずよかったのかなって思ってます。
西上:いつぐらいから?
高橋さん:2月の後半からイベントを始めたんですけど、最初は参加者とか0人で、やってる意味あるのかなとか思ってたんですけど、だんだんだんだん増えてきて、みたいな。
西上:じわじわと増えた?
高橋さん:はい、じわじわと。
西上:履修相談会とか体験会とかがイベントとして上手くいったと事前にお聞きしたんですけど、それぞれ具体的にどんなふうにしましたか?
藤川さん:履修相談会は男子ラクロス部と合同開催という形にしたので、そのおかげでたくさん呼び込めました。体験ラクロスは、緊急事態宣言が出て、次の週からオンライン授業になるって分かってから、急に今日やろうってなって、1年生をいっぱいつれてきたって感じです。逆に体験ラクロスをやる日数が少なかったおかげで、そこで集中的にいっぱい1年生が来てくれて。そしたらその1年生どうしがしゃべる機会もあって、それでみんな流れで入ってくれたみたいなところもあると思います。
西上:なんか言い方悪いけど芋づる方式的な(笑)。
履修相談会はzoomでやったんですか?
加藤さん:zoomでやりました。
西上:体験会は対面で。
3人:はい。
高橋さん:これも2月ぐらいからずっと活動してたおかげで、履修相談会をやっても「あ、あのラクロス部か」みたいな認知があったから集まったのかなって私は思ってます。
西上:地道なポスティング活動が実を結んだんですね。
高橋さん:そうみたいです。
加藤さん:いろんなイベント来てくれた子が次のイベントも参加してくれるっていうのが結構あって、で、最終的に体験ラクロスとかにつなげられたんで、本当に早く始めたことがよかったのかなぁって今振り返ってみて思います。
西上:すごいなあ。見習おう(笑)。来年以降見習います。
その他Twitterの個人アカをかなり運用したみたいな話をきいたのですが。
加藤さん:去年は学部ごとで新歓アカウントを作ってたんですけど、今年セミナーに参加した時に、個人アカをつくることで情報がいろんなところでリツイートされて広まっていくっていうのを教えてもらいました。Twitterの個人アカウントを部員一人一人作ってもらって、基本的に毎日投稿してもらうのと、ハッシュタグを指定してこれは絶対付けて投稿してねみたいな感じでやってもらいました。イベントの告知とかは全員同じものを引用リツイートして宣伝とかしてもらったんですけど、趣味とか個人的なことを発信してもらうことでラクロス部にこういう人がいるよってことも伝えるような感じで運用してもらいました。
西上:めちゃくちゃ徹底してますね。私たちの大学も個人アカウントやってるんですけど、そこまでの徹底ぶりではないです。
高橋さん:イベントの告知も、公式のインスタとTwitterで1回1回するんじゃなくて、個人アカウントで全員がすることで新入生の目にとめる回数を増やすっていうのをセミナーで聞いたので、そこは徹底しました。
西上:あのTwitterで見たラクロス部だってなりますもんね。そうなると気になりますよね。めちゃくちゃ私が学ばせてもらってる(笑)。
じゃあ、どんなふうに役割分担して、どんなふうにみんなに連絡とか通知とかしていったのかなっていうのを聞きたいんですけど。新歓をやる代みたいなのはあるんですか?
高橋さん:係ってことですか?
西上:私の学校は新歓を3年生が担当していて、その中心リーダーとして新歓部隊が3、4人いるんですけど。
高橋さん:それで言うと、新歓部隊がこの3人なのかもしれないです。それでプラス部員みたいな感じで。部員に私たちがこれ投稿してほしいっていうのを言って、3人くらいいる投稿係が投稿してくれて、他に画像作ってくれる人がいるみたいな。
西上:なるほど。じゃあ本当に3人でめちゃくちゃ回してるって感じなんですか?みんなでやる?
高橋さん:みんなでやるのが目標。
加藤さん:「全新入生も楽しく、自分たちも楽しく新歓しよう」っていう目標があります。最初は自分たち3人でいろいろ抱え込みすぎてパンクしそうになったときもあったんですけど、みんなに情報共有してないからそういうことになったので、それからは新歓のためのライングループをつくって、そこで新歓の情報とかをいろいろ共有して。あとはみんなからイベント案をもらったりとか。
高橋さん:あとは今考えているイベント案とか意外と3人しか知らないことが多すぎたことに気づいたんで、それも細かく部員に言うことにして、全員でやってる感を出しました。後半になってやっとそれが出来るようになりました。
西上:すごい、新歓期間に成長して。
加藤さん:SNSもこの3人の中に役割があって、私はTwitter担当で、らん(藤川さん)とはる(高橋さん)はインスタの投稿とかリールとかをメインにやってもらってます。いつまでに投稿してって指示を出すのは私たちなんですけど、画像加工とかネタを考える係が他の部員にいます。ネタを考える係の人がネタを出して、それが画像係に伝わって、画像作ってもらって、で、投稿係に回ってきて、みたいな感じの流れになってて。それを上手く進めるために、係のリーダーのライングループがあって、そこで指示を自分たちが出してるって感じです。
高橋さん:ネタがおりてきて、じゃあこの順番で行こうって決めるのは私たちです。この画像加工の締め切りを言って画像係が作ってくれて、投稿の締め切りを言って投稿してくれて。投稿文は投稿係が考えてくれてます。
西上:きれいな組織図ができますね。
高橋さん:上手くいってるかはわからない(笑)。
西上:さっきちょっと話に出たんですけど、今のところ反省点って何かありますか?
加藤さん:最初全員で新歓やろうって話はしてたんですけど、情報共有ができてなくて、最初の方に全員で出来ていなかったことです。途中から、まず同期にこういう状況なんだよっていうのを話して、同期に仕事を割り振りました。私たちも今思っていることとか、持ってる情報とかをおろしていこうってなってから、ようやく連携が取れてきたかなって感じです。
西上:報連相大事ですよね。
高橋さん:人を動かすことの難しさを知ったというか。あと言ったらこれだけ普通に協力してくれるんだな、言ってみるもんだなって思いました。
西上:じゃあ周りも素敵ですね。ちゃんと協力してくれて。
他の団体と悩んでる1年生をどうやって振り向かせたか、とか聞いていいですか?
加藤さん:はる(高橋さん)の得意分野じゃない?(笑)サークルと迷ってる子になんか言ってなかった?
高橋さん:ダンスサークルと迷ってる子とか、赤十字のボランティアサークルと迷ってる子とかは、ラクロス部でダンスが得意な子がいてTik Tok活動してることや、ボランティアで言ったらラクロス献血のことを話しました。だから、ラクロス以外での活動も結構あるよって伝えたら、そんなことも出来るんですね、みたいな感じで入ってくれて。もともと持ってたラクロス以外のオプションを伝えました。
西上:確かに、ラクロス部にもともと惹かれてて、迷ってることもラクロス部で出来るよって言われたら、引き寄せられますよね。
藤川さん:あとは、フライングディスク部と迷ってた子がいたんですけど、そっちの方がインスタとかもあんまり動いてなかったらしくて、体験とかも出来るのかわからない、部の雰囲気がわからない、っていうことがあったみたいです。それで結局ラクロス部にその子は戻ってきてくれたので、普通にインスタとかを動かしていく、イベントをいっぱいやっていくだけでも結構迷ってる子にも効果あるのかなって感じました。
西上:まだ新歓は続いてるんですか?
3人:はい。
西上:では宣伝をどうぞ!(笑)
藤川さん:今はコロナの状況で、緊急事態宣言が出て部活もできてないけど、それが明けたら、大学で授業できなくても、部活のおかげで大学に通えるし、他学部の友達も出来ます。今の2回生の子もそれが良いって言ってくれたので、そこが魅力かなって思います。
高橋さん:私は、大学で何か新しいことを始めたいって思ってる人にぜひ挑戦してほしいです。朝は部活、昼は授業、夜は遊びかバイトができる、1日中絶対充実出来ると思うし。何か新しいことをやってみたいって人、ぜひ来てほしいです。
加藤さん:私は途中からラクロス部に入ったんですけど、ラクロス部に入ってから世界が変わって、毎日充実してて、やりがいもあって、部活入ってないと学べないことがすごく多いなぁって感じました。大学でしかできない、今しか出来ないことで夢中になれると思うので、迷ってる1年生2年生はぜひ考えてくれたらなぁと思います。
西上:たくさん話していただいてありがとうございました。私も参考になりました!
上写真2枚 :ZOOM新歓の様子