Columnコラム
関東地区Web編集部です。「私がクラブチームでラクロスをやる理由」第8弾はFALCONSの水田裕樹選手です!クラブチームならではの魅力や何がラクロスを続けるきっかけとなったのかを綴っていただきました。
社会人になり10年以上経っていますがラクロスは面白い!!心の底からそう思います。
自分がラクロスを始めた頃は、こんなにも長くラクロスに携わるとは思ってもいなかったです。現在、私は高校の教員(岩倉高校)をしています。部活動でもラクロス、土日もクラブチームでラクロス。生活の基本にラクロスがあり、ラクロスの無い生活はあまり想像できません。私にとってラクロスは自分が成長する場であり、子どもたちを成長させる場であると感じています。
ただ、最初からそんなことを思って社会人でラクロスを始めたわけではありませんでした。大学入学当初から言われていた「大学から始めても日本代表になれるよ」の、言葉を信じて練習していたように思います。大学卒業後にラクロスをやめるという考えは全く無く、社会人でも当然ラクロスを続けるという考えでいました。当時、FALCONSがクラブチームの中で一番新しいチームであり大学の先輩が多く在籍していたため、他のチームと迷うことなくFALCONSを選びました。
FALCONSでの練習は本当に楽しく毎週末がとても充実していました。自分よりもうまい・強い選手がゴロゴロいて、その先輩たちをどのように倒すかを考えながら練習していた記憶があります。大学の同期や他大学の同期もたくさん入団したので、練習、遠征、合宿などFALCONSでのイベントはめちゃくちゃ楽しかったです。
中堅になってくるとチームを運営していく楽しさや、個人でもっとうまく・強くなりたいという思いでラクロスに取り組んでいました。FALCONSには向上心の高い仲間が多くいるので、チームメイトから日々たくさんの刺激を受けていました。練習環境面では現地に着いたら、ゴールがない、人数が全然揃わない、そんなことも多々ありましたが少しずつ自分たちで環境面を整えるように活動していました。
現在ではチームで上から2番目の年齢になり、同期のプレーヤーもかなり減ってきました。ただ、冒頭でも述べたようにラクロスは面白いです。チームとして新しいラクロスの取り組みは毎回が勉強になります。自分自身、まだまだ成長できるなと感じることがあり、やはり人に負けたくありません。特にチーム内の若手からはいつも刺激をもらっています。競技していても面白い。指導していても面白い。ラクロスの人たちと一緒に過ごすのも面白い。辞める理由が見当たりません。
日本のラクロスにはプロもないし実業団もありません。社会人でラクロスを続けるということは、言ってしまえば趣味の延長です。ですが、ラクロスを続けていることで多くの人と知り合うことができ、いろいろな話を聞くことができ、時にはサポートしていただき、私はラクロスを続けてきて本当に良かったと思っています。
大学生活で取り組むラクロスも楽しいですが、社会人としてクラブチームで続けるラクロスはもっともっと楽しいと思います!!