Columnコラム

【BOX日本代表】大会直前インタビュー:BOXラクロスと出会って20年。ゴーリーコーチとしてBOX世界大会に懸ける想い。〜田中崇(ゴーリーコーチ)編〜

今年初めて日本代表として男子はBOXラクロスの世界大会に、女子は海外遠征に挑戦します。本記事では、BOXラクロスの代表活動に関わる選手やコーチ、スタッフそれぞれが、どのようにしてBOXラクロスと出会い、練習と向き合っているのか、今の活動に懸ける想いについてまとめました。

自己紹介をお願いします。

田中崇(たなかたかし)です。
ラクロスBOX男子・女子日本代表のゴーリーコーチをやらせていただいています。

 BOXラクロスに関わろうとしたきっかけは何ですか?

大学を卒業して、卒業した2001年にカナダのモントリオールに行っていたんですが、そこでBOXラクロスに出会いました。その後に日本で仕事をしつつ、東京に来た時に北浦真たちが始めたBOXラクロスに興味があって、日本でジョインさせていただくようになりました。 

BOXラクロスの魅力を教えてください。

ゴーリー目線で言うと、大きな防具をつけながらもゴールが小さいことで、フィールドラクロスより多くセーブできるってところが、ゴールを「守る」という視点でのゴーリー的な要素があるなと思います。あと、ポジショニングもフィールドラクロスよりもよりこまめに変えながら動くことがゴーリーとして楽しいところかなと思います。ゴーリー以外のプレイヤーに関しては、狭いスペースをいかに使えるか。それが一番の魅力なんじゃないかなと思います。

初めてのBOXラクロスの日本代表活動として数か月活動してきましたが、男女合わせて全体の雰囲気はいかがですか? 

今のBOX日本代表は3月にトライアウトがあって、6ヶ月経ったくらいです。世界で見ると、生まれた時からBOXラクロスをやっている人もいるけども、日本はそういう人は少ない。その状況の中で、日本はBOXラクロスの活動が始まって数か月なのに他国のコーチが来てもゴーリーはベターだねって言ってくれる。あと雰囲気としては非常にみんな仲が良くて、ゴーリーはゴーリー全員でチームとしてまず戦おうっていう共通認識を持てていることと、他のポジションも「One Team」としてすごくまとまっているチームだなと感じています。 

BOXラクロスの代表自体初めての試みの中で、環境面の課題などを教えてください。

環境面に関しては、プレーする場所が少ないなと感じています。アイスホッケーのフィールドでやるのが一番望ましいんですけど、なかなか関東にはなくて、あったとしてもなかなか使えない。なので、関東にもBOXラクロスができる環境ができれば良いなと思います。あとは、全国で見ると東北・北海道などアイスホッケーが盛んな地域では良い環境があると思うので今後そういった地域で広がると嬉しいなという風に思っています。 

男子は初めてのBOX世界選手権。そこに向けての意気込み、大会の目標を教えてください。

まず、今回代表活動が始まったときに、みんなに応援してもらえるチームになると良いなと思っていました。日本のラクロスに関わっている方たちに応援してもらえるチームであるべきだなと思います。今回のBOX世界選手権に向けては世界があっと驚くようなパフォーマンスをぜひ見せて、良い結果を残せればと思っています。

Text by 2024年BOX男女日本代表広報担当 塚原世梨香

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